2022年8月8日内装工事が開始されました。何度も打ち合わせをして無事、着工日を迎えました。コンクリートで固められたこの空間がどんな素敵なお店へと変身するのか、私たちの思いがどんな形として表れるのか今からとても楽しみです♪
外観
外観は白色の壁を主軸に、レンガでアクセントをつけ小洒落た感じをイメージしています。扉はくすんだグリーン系やブルー系にし、自然な雰囲気をイメージができるように。雨除けや看板も必要ですね。わんちゃん用の小窓がこだわりポイントのひとつです。
空調設備
横浜市の場合、お部屋一つに対し空調設備一つ必ず必要になってきます。天井が空いているか塞がっているかでも変わってくるみたいです。各自治体によって違うみたいなので担当管轄に事前に確認しておきましょう。また動物を扱うお店になるのでニオイ対策もしなければなりません。空調の場所や脱臭剤もあるようです。また空気清浄機も必要になります。余談ですが、以前電気屋へ空気清浄機を見にいきましたが、空気清浄機にもさまざまなタイプがあるようで、花粉や埃メインなのか、湿気なのか、脱臭なのかどこに重点を置くかがポイントになります。とても詳しい店員さんが熱く語ってくれたので数あるものからかなり絞れました。やはり何事も、その線のプロに聞くことが一番ですね。
床材
床材にも配慮が必要です。わんちゃんが危なくないようなクッションフロアや、耐水性がある床材など。水や排泄などが浸透しないか、床のつなぎ目があるかないかも。また床の色味も気をつけなければなりません。濃い木目調のものや、クリーム系だとおしゃれで店舗も明るく見えますが犬が排泄した時に気付きずらく、踏んでしまうということもしばしば。自分達が作業していて足が疲れないような素材も必要です。
壁
わんちゃんの鳴き声は思っている以上に大きいです。それを防ぐためにも、防音対策をしっかりとしましょう。また、ニオイ対策として脱臭素材や断熱素材なども。シンク周りは、水に強いフロスを使用するなどの工夫も必要です。
照明
おしゃれな照明やダウンライトも考えましたが、トリミングをするには少し暗いかと。トリミングルームに関しては、無難に蛍光灯を使用することにしました。やはり、明るさは大事です。
ドッグバス
小型犬から中型犬まで使用できるスタンダードな万能タイプのドッグバスになります。そして、将来のことも考え2個目のドッグバスを置けるように事前に水道工事もお願いしました。将来、お客様とスタッフが増えたらおしゃれなドッグバスを設置する予定です。
電気回線
コンセントの場所や数など。ドライヤーやペッカリーは使用電力も強く、回線を分けないとすぐに飛んでしまうので注意が必要です。また、コンセントの位置は犬の体高と同じくらいの高さにすると粗相をした時に漏電など危険ですので高めの位置に設置しました。天井からの宙吊りタイプもありますね。
まずは安全第一に
出入り口は脱走を防ぐためにも必ず二重扉にする。
滑りやすい床材、水に弱い床材はNG。
コンセントの配置に工夫をする。
水道工事や電気工事などの大きな工事は一度してしまうと、やり直しをすることは難しいです。また、後から必要になった時に工事をするとなるとまた大掛かりな工事が必要となりますので、初期段階である程度先を見据えて設計するといいかと思います。